初心者向け!<5分で分かるふるさと納税の仕組み>

ふるさと納税の仕組み

「ふるさと納税」という言葉は月曜から夜更かしで知名度が一気に上がりました。でも意外と周りでやってる人は少ないですね。私も今年初めてやって見ました。

やってみた感想としては、「やらないと損!」と思うほどお得な制度でした。

こんな感じでお話したいと思います。

  • 「ふるさと納税の誕生」
  • スマホで完結!ふるさと納税のやり方
  • 最後に確定申告で控除を手続き

ふるさと納税の誕生

総務省HPより

ふるさと納税が誕生したきっかけは「都市部に集中しすぎた税金の再分配」です。地方で育った人が就職をきっかけに都市部に移住すると、地方で税金を使って都市部に納税する形になってしまい、地方はその分損をしてしまいます。

この税金の偏りを解消するために生まれたのがふるさと納税です。2000円の手数料を支払えば好きな地方自治体に納税する事ができ、その際には納税額に応じた返礼品が貰えます。つまり、2000円以上の価値の返礼品を申し込めばお得になります。目安として、10000円くらい納税すれば約2000円分の返礼品が貰えます。「やらないと損!」と言えるのはこの為です。

2019年6月からこのふるさと納税制度が改正されたのですが、大きな変更点は2つです。「還元率30%以上は禁止」と「地域の特産品以外の返礼品禁止」です。最近は納税者獲得のために各自治体の返礼品競争が過熱していたためにこのような規制が設けられました。

非常に高い還元率の返礼品を提供してくれた泉佐野市

例えば6月以前の泉佐野市のふるさと納税では、返礼品に加えて納税額の20%をアマゾンギフト券として還元してくれました。私は初めての納税先として泉佐野市に3万円納税したので、返礼品として国産和牛6kgとアマゾンギフト券6000円を返礼品としていただきました。納税額は全額が税額控除となり、手数料は2000円です。つまり、2000円払って6000円分のアマゾンギフト券と約3万円分の牛肉を獲得できました(お肉は会社の同期と一緒にすき焼きパーティーでいただく予定です)。とてもお得ですね。

残念ながら6月から泉佐野市は対象外となりましたが、それでもお得な納税先はたくさんあります。

スマホで完結!ふるさと納税のやり方

ふるさと納税の一番簡単で確実な方法は上記のようなふるさと納税サイトを通して寄付する事です。返礼品の種類から検索したり、自分がお世話になった地元に納税したり、全ての手続きがスマホで完結するので操作が簡単です。

どのサイトも使いやすいです。ちなみに私はさとふるから寄付しています。

最後に確定申告で控除を手続き

ふるさとチョイスさんより

ふるさと納税の最後のステップが実際に税金を控除して貰う事です。ここが初心者にとって一番ハードルが高い部分だと思います。

好きな自治体を選んで寄付をすると、寄付金受領証明書ワンストップ特例制度の申込書が届きます。

控除を受ける方法は2つです。1つは確定申告の時に寄付金受領証明書を提出して寄付金控除を申請する。2つ目はもともと確定申告が必要ない会社員限定なのですが、ワンストップ特例制度に必要事項を記入して申し込むです(会社員の場合どちらを選んでも良いのですが、手間が少ない後者がオススメです)。

寄付金控除は所得控除ではなく税額控除なので、寄付金ー2000円の額が税金から控除されます。例えば10000円寄付すると、払わないといけない税金が8000円減ります。

最後に、ふるさと納税は基本的に納税者が得する制度になってます。この記事が自分にとって魅力的な寄付先を見つけるきっかけになれれば幸いです。

kyuto

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