お金の勉強をしててとても参考になった「機会損失」という考え方について。
まず言って置きたいのが、ここで指す「飲み会」は気が進まない、楽しくない飲み会の事です。例えば色々と気を遣わないといけない会社の飲み会などですね。友達と行く楽しい飲み会はもちろん別です。
という事で今回はこんな感じでお送りします。
・本当に損する金額
・本当に損する時間
・それでも行く事にしている飲み会
・本当に損する金額
はたして本当に5000円なのでしょうか?
今週の金曜日に会社の先輩たちに飲みに誘われたとします。気が合う先輩ならともかく、そうでないメンバーです。会社員なら誰もが経験する事ですよね。あなたなら行きますか?付き合いで行く人も多いかと思います。私も学生の頃や社会人1年目の頃はほとんど参加してましたが、次の事を意識するようになってから即答する前に少し考えるようになりました。
この5000円という金額がけっこうキーポイントです。5000円あれば普通の居酒屋なら好きな料理とお酒を頼む事ができます。しかしもう一つの使い道として、5000円あればコカ・コーラ【KO】を一株購入する事ができるのです。コカ・コーラ株は過去に非常に高いリターンを残しており、シーゲル先生の「株式投資の未来」によると1957〜2012年の間の配当再投資した場合のリターンは平均年利14.68%でした。
仮に5000円でコカ・コーラ株を1株購入して14.68%の年利で40年後の定年まで持ち続けた場合、5000円が120万円に増えます。飲み会を20回欠席してそのお金を投資することで「老後資金2000万円不足問題」が解決できてしまう計算です。
これが経済的な機会損失です。
(これはかな〜り大胆な例ですが、もう少し現実的な例として平均年利7%と言われるS&P500に連動した投資信託に5000円を預けた場合でも定年する頃には約75000円に増えています。)
・本当に損する時間
仮に飲み会が3時間飲み放題だったとしましょう。もちろんその時間は失なってしまいます。ただ、それ以上に重要なのはその3時間を有効に活用していれば得られた物も失っている事です。
その3時間を使って資格の勉強をしていれば将来的にキャリアアップしていたかもしれません。飲み会に出た分キャリアアップは遅れます。
ブログなどの副業に充てればその分の収益も得られたでしょう。その分の収益と経験値も失われます。
飲み会に行かずに帰っていればその分の時間を家族と過ごすこともできたでしょう。奥さんを楽させたり、子供と遊ぶこともできる。
これが時間的な機会損失です。
・それでも行く事にしている飲み会
後輩に奢る立場にある飲み会はできるだけ行くようにしています。
あともちろん、好きな人達と一緒に飲む時間はお金で買えない価値があります。ガンガン行きましょう。
人生は短いので、時間の使い方には気をつけなくてはいけないですよね。何かの参考になれたら幸いです。
kyuto