<目次>
・「正直微妙・・・」と感じたものの共通点
・iDeco
・優待投資
・ポイ活
・貴金属積み立て
・日本株全般
先日このようなツイートをしました。
私が今まで勉強してきた事に対する個人的な印象を簡単にまとめてみました。お陰様で反響があり、フォロワー様もたくさん増えました。今読んでいただいている方もこのツイートをきっかけにフォローして下さった方が多い事と思います。今後もよろしくお願いいたします。
さて、今回は「どうしてそのような印象を持ったのか?」についてお話します。一つ一つのテーマがそれ単体で記事が何個も書けてしまうので、ここではあくまでも簡潔に、読みやすい文量にまとめます。
・「正直微妙・・・」と感じたものの共通点
「損か得かと言うと・・・得?かな?」という印象のものを集めてみました。別に損はそこまでしないと思うけど、やる必要ある?他にもっと良いお金と時間の使い方あるんじゃない?と感じます。
・iDeco
iDecoに関しては賛否分かれるところだと思います。まず、損か得かと言われると間違いなくお得です。投資額が控除&運用期間中は非課税というとても大きなメリットがあります。
ただ、60歳まで引き出せない&引き出し時には課税されるというデメリットもあるのも認識しなければいけないと思います。結局はこれらのメリットとデメリットを天秤にかけ、自分にとってはどちらが良いか考えなければいけません。
私は「60歳まで引き出せない」という流動性の低さが一番デメリットに感じます。
・優待投資
月曜から夜更かしの桐谷さんで有名な優待投資。優待自体は良いと思うのですが、優待に傾倒した投資は正直微妙だなあと感じます。
投資はあくまでも「いくら投資して、どのくらいリターンが得られたか」が主題であるべき、だと思います。優待はおまけ程度に考えるのが丁度良いのではないでしょうか。
優待は割とあっさりカットされたり、配当金と違って増えないのでインフレに対して無力だったりと何かと弱点も多いです。
桐谷さんは優待生活されているそうですがあの方確か総資産3億くらいあるますよね。3億円分の利回り4%の高配当ポートフォリオ組めば寝てるだけで年収1200万円。どちらかいうと後者の方が良いかなあと思います。(あとこれは勝手な憶測ですけど最近は優待よりも優待投資に関する取材報酬の方が高いのでは)
ちなみに株主優待という制度があるのは日本だけです。
・ポイ活
微妙だなあと思うのは自分の時間を使って能動的にポイ活する事です。普通に生活してて降ってくるポイントを拾うのは好きです(特に楽天ポイントは)。
単純に自分の時間を使った活動としてはリターンはとても限られてるなあと感じます。
・貴金属積み立て
貴金属積み立てが微妙だなあと思う理由は単純で「貴金属は何も産まないから」です。
過去200年の金のインフレ込みの推移(下図)を見るとほぼ価値が変わってません。株式資産と比べると大きな差ですね。インフレに負けずに価値を保ち続けるのは立派な事だと思うのですが、資産配分の主力には向かないという印象です。
・日本株全般
ここも賛否分かれる気がします。前提として、「日本株は上級者向け」なんですよね。
米国と比較して歴史的に右肩上がりではないのでインデックス投資が報われづらく、国として株主還元の姿勢が弱いので高配当投資も報われづらい。
実はアメリカ人投資家が運営している個人投資家の顔本グループに参加してるのですが、そこで興味深い投稿がありました。要約すると近年の米国株式市場の割高さを懸念している内容だったのですが、結びの一言がこんな内容でした。
「次の景気後退日経平均みたいなってしまうのが心配だ」
悲しい事に、世界から見ると日経平均って株式市場の失敗例なんですよね。海外投資家の投稿の中に度々見かけるのですが、よく「インデックス投資が上手くいかなかったパターン」として例に挙がります。
最近の悩みでもあるんですけど、欲しい日本株が無いんですよね・・・。日本が好きで将来は日本を拠点に過ごしたいので出来るだけ日本の資産が欲しいのだけど・・・。う〜ん、悩ましい。オススメの日本株があれば教えてください。
何か参考になれば幸いです。
kyuto