<目次>
・2020年第1Qの所感
・新規購入、追加購入、売却銘柄
・第1Qの配当収入は$378.03
・一番減配しそうな企業…
・2020年第1Qの所感
「とうとう来たか」の一言ですね。2018年に投資を初めて早1年半、初めてのベア・マーケット(弱気相場)です。ベア・マーケットの定義は直近の高値から20%以上の下落となっており、今回のコロナ・ショックでは30%以上の下落を記録しているので現時点でも比較的大規模なものになってます。
私個人のポートフォリオも相場と同等の値動きをしており、今までで最大の含み損を抱えております。しかし、今回のコロナショックは個人的にはチャンスと捉えて、3月に入ってから毎日株を買い足していました。実は投資の格言にこのような言葉があります。
Buy on fear. Sell on greed.
とても有名な格言なので軽く検索するだけで色んな発信元が出てきますが、バフェット先生の言葉という印象が強いです。訳すと「恐怖している時に買え。欲している時に売れ。」となります。
実際に過去の歴史を見ると、暴落から回復しなかった事はありません。確かに暴落時に株を買って回復したら売るを繰り返せばかなり効率的に資産を増やせます。ただ、これが格言たるもう一つの理由は実行しにくさにあると感じています。
あらゆるメディアで悲観的なニュースが発信され、将来の見通しは暗くなるばかり。実際に勤め先の売り上げが落ちたり、職を失ったり、最悪の場合命を落とした方もいます。幸い私の勤め先は今の所減給やリストラの心配は無く、周りの人も誰も健康を害していません。ただ、もしも生活が直接影響を出ていれば投資なんて言ってる場合ではないでしょう。中には今回の難局を乗り越える為に泣く泣く資産を売却せざるを得ない人もいます。
今回「恐怖している時に買え。欲している時に売れ。」を実行できたのは、勉強して知見を得ていた事に加えて、たまたま運が良かった事も大きいと感じています。日本の最前線で尽力している医療関係者、各活動を自粛する事で拡散防止に貢献している方々に感謝です。
・新規購入、追加購入、売却銘柄
前回の投資振り返り記事からの売買は以下の通りです。
・新規購入 Walt Disney, COSTCO
・追加購入 Abbvie, 3M, Coca-Cola, Altria, Royal Dutch Shell (B), IBM, Starbucks, Johnson & Johnson, McDonalds
・売却 Westpac Banking
新規購入はディズニーとコストコ。ずっと前から好きで購入したかったけど、株価がかなり高くて手が出せずにいました。今回のコロナショックで以前よりは安くなったので思いきって買ってみました。ディズニーはテーマパークが閉園した事もありかなり大きく値下がりしているので3月は積極的に買い増しています。
追加購入は色んな銘柄を買い増ししました。最初に述べた通り、3月は少額ずつ毎日買い増してました。どの銘柄も値下がりした事で配当利回りは上昇しているのでかなり美味しい買い物がたくさんできました。久しぶりにスタバとマックを買えたのは嬉しかったです。
売却はウエストパック。マネーロンダリング等の不正発覚により株価下落&減配と色々やらかしてくれました。一回やらかした輩はまたやらかします。よって今回の一件で縁を切る事にしました。さようなら。
・第1Qの配当収入は$378.03
2020年第1Qの配当収入は税引後で$378.03、約41200円でした($1=109円換算)。1ヶ月あたり約13700円ですね。個人的にはかなりの大金です。
固定費に充てれば毎月の光熱費と通信費が払えますね。娯楽に回せば美味しいお寿司だって焼肉だって食べにいけます。今は資金として再投資してますが、そのうち配当金で何か好きな使い方をするのもアリかもしれないですね。
1月〜3月の間にたくさん株を買い増した上に、保有企業はまだ配当を維持しているので、2020年第2Qは配当金は(今の所は)増える予定です。
・一番減配しそうな企業…
そう、今の所は・・・。今回のコロナウイルスの影響で世界中の企業の業績が落ちています。これは企業の配当金を支払う原資にも直接関わってくるので、いつ減配が発表されてもおかしくありません。中でも一番心配しているのはロイヤル・ダッチ・シェルです。
何故ロイヤル・ダッチ・シェルが一番心配かというとコロナショック&原油価格の暴落というダブルパンチを諸に食らっているからです。コロナショックによって色んな物の流れが滞っている影響で石油の消費量は落ち、さらにサウジアラビアとロシアの原油過剰生産によって生産量が増えています。この供給過多によって石油企業は利益を出すのが難しくなっています。
私のロイヤル・ダッチ・シェルにとっては非常に厳しい局面です。第二次世界大戦以降、70年以上も毎年減配せずに株主に還元してきた優良企業も減配せざるを得ないかもしれません。もしも減配を発表したらどうするか一度考えてみようと思います。
前代未聞の状況が続きますが、これからも頑張っていきましょう。
kyuto
※色んな具体的な銘柄を出しましたが、これらは投資アドバイスでなはいです。投資は自己責任でお願いします。