初めての転職で得たものと失ったもの

振り返らないで。悔やまないで。怖がらないで。どうか、元気で。

・転職の動機
・使って良かった転職エージェント
・転職で得たもの
・転職で失ったもの

 私事ですがこの度初めての転職を体験しました。勤務地や年収など全体的に好条件で個人的には満足しています。質問箱で詳細について記事にして欲しいという要望をいただいたので、可能な範囲でお話しします。

・転職の動機

 最初に「行動してみよう!」思ったキッカケは毎度お馴染みのリベ大の動画でした。

いつもお世話になっております。

動画では「転職」に対する良くある以下の勘違いについて解説されています。

①転職先なんてそう簡単に見つからない? 00:47
→後述しますが今回の私場合は書類選考から内定まで2週間でした。

②転職なんてリスキー? 
02:40
→終身雇用が崩壊し始めたこの時代ではむしろ転職を警官しない事の方がリスキーかもしれません

③「オレを雇いたい会社なんて星の数ほどある!」と自信満々になっている人は要注意 
04:29
→良くも悪くも転職活動してみないと分からないものです

④「大企業エリートほはどこでも重宝される!」と思っている人は要注意 
06:35
→上に同じく

⑤転職すれば全てが良くなるわけではない 
08:29
→私の場合は良くなった部分が多かったですが、転職してみて合わなかったらまた転職すれば良いくらいのつもりの方が人生楽かもしれません

⑥転職エージェントなんてどこを使っても同じ? 
11:02
→複数社利用してみましたが

⑦資格さえあれば転職できる? 
14:14
→後述しますが、私の場合は資格よりも評価されたものが2つありました

⑧3年勤めないと転職できないの? 
16:18
→最近は1年半勤めれば十分らしいです

⑨「年収が高いのは自分の能力が高いから」/「年収が低いのは自分の能力が低いから」は勘違い 
17:48
→会社員の年収は個人の能力よりも勤務先の給与体系で決まるらしいです

⑩転職面接はコミュ力が高くないと無理? 
19:25
→コミュ力よりも仕事能力が評価されます

⑪転職エージェントに会うと転職しないといけない? 
21:10
→そんな事はないです

私の中での結論は「転職活動自体はノーリスクなのでとりあえずやってみよう!」でした。

 転職活動は時間は掛かるけどお金が掛かりません。自分の転職市場価値を測る事もできるし、上手くいけば労働条件を大幅に改善できる。今の勤め先以上の企業から内定が貰えなかったら、その時は今の会社で頑張ればいいだけ。まとめると転職活動はノーリスクハイリターンなので行動した方が得だと感じました。

・使って良かった転職エージェント

 私が実際に使用した転職エージェントはリクナビ、リクルート、JACの3社でした。結論から言うとJACが一番オススメです。

 
JAC以外の転職サービスでは最初に軽く面談をし、希望に部分合致している案件をひたすら送り付けられる感じでしたが、JACはまず一つ一つの案件が自分の希望との合致度が高いです。

 JACの場合は最初の面談でかなり深堀りを行うので自分の希望がエージェントさんにしっかり伝わるためかもしれません。私の場合の転職方針は「業界職種は買えずに関東地方の勤務地&年収アップ」という事になり、実際にそのような案件を複数紹介していただきました。

 さらに紹介いただいた企業に関する知見も他所のエージェントより深かったです。JACでは他と違って各企業ごとに担当エージェントがいるため、企業担当者ともコミュニケーションが密で内部の情報にも精通しています。私の場合は転職先の給与体系の変更予定から面接の際の質問まで事前に教えてくださいました。

 具体的な面接のスケジュールは企業ごとに異なりますが、私の場合は最初の書類審査から内定までちょうど2週間で決まりました。

 これらのサービスが全て無料で受けられるので転職者にとっては本当にノーリスク・ハイリターンな時間の投資先だと感じました。今すぐ転職する気がなくても、登録してみるだけでも得られるものは大きいと思います。

 知り合い限定になってしまいますが、もしも興味がある方がいたら連絡ください。エージェントさんから紹介者用の連絡先をいただいたのでお送りします(特に私に何かが還元される事はありません)。

・転職で得たもの

転職活動を通して得たものをまとめます。

・年収80万円アップ
 まずは大事な給与面について。前職と比較すると約4〜5年分の年次昇給に値します。これを勤め先の変更するだけで手に入るので、改めて転職のインパクトの大きさを感じます。

・福利厚生の充実度が大幅アップ
 特に家賃補助額が増えました。静岡の田舎から東京都心への移住なので生活コストを懸念していたのですが、家賃補助が増えたおかげで住宅費の支出はほぼ変化がありません。さすが日本全体でも上位の大企業!という印象です。

・勤務地が静岡の田舎町から東京都心へ
 都市圏は田舎に比べるとインフラが充実していますね!家から徒歩圏内にスーパー、駅、運動施設、飲食店、娯楽施設が揃っているので車は転居前に売却しました。さらにガスもプロパンガスから都市ガスに変更、自宅のインターネットが無料(家賃に含まれる)ので、実質生活コストは静岡時代よりも低いです。給与アップと合わせると実質の家計への効果は年間+100万円以上です。さすが日本の首都東京!
 もう一つの利点として、また転職したくなった場合に活動がしやすいです。本社を東京に置いている会社は多いので面接にも行きやすいのは助かりますね。

・喫茶店の開業準備がしやすい
 私事ですが、最近社会人向けの料理学校に入学しました。他の料理学校と少し違って、単純に料理の実習をするだけでなく、店舗デザイン、銀行に提出する事業計画書の作成、店舗の立地の選び方、お店のテーマの作り方などなど、開業に至るまでの必要な事を体系的に学べる特徴があります。
 こういう特殊な勉強ができる環境が通学できる範囲にあるのも都市ならではの利点ですね。

・転職で失った物

 最後に、転職で失った物をまとめます。

・静岡の同期、後輩、先輩と会いづらくなる
 一番大きいのがせっかく仲良くなった人たちと離れてしまう事。やっぱり寂しいですね。でもたくさんの人に「喫茶店開いたら行くね!」と言って貰えたので努力あるのみです。

また何か進展があったらブログやツイッターなどで適宜報告できればと思います。

kyuto

About the author